世界一美しい洞窟「マーブルカテドラル」の観光!

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今日はいよいよマーブルカテドラルの観光の日です。

南米でも結構楽しみにしていた観光名所なので、ワクワクしています。

前日に予約していたツアー会社には8時には来てと言われたので、日本人らしく五分前行動しておきました。

まなみお気に入りの犬が今日もいて、触りたそうにしています。

以前だったら躊躇なく触りに行っていましたが、インドで噛まれて以来成長しています。

そんな葛藤しているまなみに対して、私はお客さんの集まりが心配で仕方がないです。


当日に集まった人数次第でツアーの金額が変わるシステムで、まだ私たち以外には2人しかいないので、このままだとツアー料金が高くなります。

10分ぐらい待っていると、4人組の団体が来てくれました。

ツアー会社の人がお金の徴収を始めて、結局最安値の一人10,000チリペソ(約1,200円)です。


マーブルカテドラル観光の一通りの説明を受け、救命用具は着用義務があるみたいです。

船長の指示には絶対に従うようにと言われて、そんなに危険な観光になるのかと不安になりました。

船着き場までは徒歩10分。

マーブルカテドラルにふさわしい爽やかな色の船ですね。

座席も観光に影響するのかなと思っていましたが、以前に観光したまなみ曰く、順番に船の先頭で記念撮影できるみたいです。


さて、いよいよ出発です。

今日は天気がいいので、観光日和。

風は強くありませんが、意外にまぁまぁのスピードで走るので水しぶきが時折かかります。


浅瀬はそうでもなかったのですが、段々と水の色が澄んだエメラルドグリーンになってきました。


ここはヘネラル・カレーラ湖と呼ばれるチリ最大の湖です。

アウストラル街道で見た湖と同じ湖でもあります。


15分程で岩肌の見える岸壁がいくつかみえてきます。

朝のツアーだけでも4隻の船が出港していて、前のボートが出てきた洞窟に入っていきます。

こんな狭いところに入れるのかと思うぐらい、結構狭いです。

これは確かに救命用具は付けてた方が良いですね。

洞窟の中までそのままボートでどんどん入っていきます。

マーブルカテドラルは、大理石が何千年もの長い年月をかけて湖水によって侵食されてできた洞窟です。

ボートで入れる場所は入り口に過ぎないので、この先は迷路のように複雑に広がっているみたいです。

中に入ると水の色が光の当たり加減でまるで変わりました。


どうやらここが写真スポットみたいで、船長が全員分の写真を撮ってくれました。

でも、こんな岩肌がごつごつのイメージはありませんでした。

テレビでは綺麗なマーブル模様の丸みを帯びた洞窟しかみたことありませんでした。


マーブルカテドラルには何個もの洞窟があって、それをいくつか回ってくれるみたいです。


こっちの洞窟はテレビで見るイメージそのものですね。

色鮮やかなマーブル色ですね。

微かに入ってくる光が反射して、より鮮明に湖の色が際立ちます。


近くで見ると、岩肌にも色々な色が混じっているのがよく分かります。

一旦、洞窟を抜けると光が少し眩しく感じますが、快晴なので本当に景色が映えます。

最後に行くのがあの岩で、一番人気なスポットらしいです。

確かに絵になりますね。

この岩の足元のアーチを教会に見立てて、この場で結婚式を挙げたカップルもいるそうです。

これだけの大きな岩をこの侵食されまくった細い柱で支えてるのが、本当に凄いですね。

ナスカの地上絵もよく言われますが、この様ないつかは無くなってしまうかもしれないと言われるものを見れるのは凄く幸せに感じます。

この岩も浸食が進めば、いつかは折れて岩が湖に沈んでしまいそうでした。

この岩の前でも順番に記念撮影をしてくれました。

ツアーに以上で終わりで、元の船着き場に戻ります。

この絵具を溶いたような綺麗な湖も見納めです。

移動が30分、鑑賞が1時間の合計1時間30分。

正直テレビで見てたほどの濃い色ではありませでしたね。

マーブルカテドラルを調べてみると、がっかりという記事もちらほら見かけます。

多少のがっかり感は拭えませんが、それでも間違いなく来てよかったとは思います。


自然が何千年と掛けて作り出したというだけ、ロマンを感じました。

そんな洞窟を直接見ることができたので、満足です。


この後はまなみの好きな街コジャイケに向かいます。

最後まで読んでくれて、グラシアス(チリのありがとう)!