皆さん、オラ(アルゼンチンの挨拶)!
プレハネのゆきです!
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つい先ほどフィッツロイの観光が終わり、ようやく街に帰ってきたところです。
今は16時半ぐらい。
これから今日出発のチレチコ行きのバスチケット購入します。
ゲストハウスもチェックアウトしているので、絶対に取らないといけないんです。
南米入ってから計画性が全然なくて、グダグダしています。
バスチケットを購入する場所は、予め目星をつけていたホテル。
「Rancho Grande Hostel y Restaurante 24 hs.」です。
恐らくこの町一番の綺麗で高価なホテル。

バスターミナルでは、経由地のロス・アンティゴス行きのバスチケットしかないと言われたのですが、ホテルだとチレチコ行きのチケット購入できるという情報がありました。
ロス・アンティゴスはアルゼンチン側の国境の町で、チレチコはチリ側の国境の町になります。
ここに売っていなかったらどうしようと思いながら、レセプションの人に確認。

どうやら取り扱っているみたいで、今日でも問題ないとのこと。
本当に良かったです。ここになかったらエル・チャルテンにもう一泊するところでした。
バスターミナルで取り扱っていないのに、ホテルが売っているのは不思議ですね。
しかも、ロス・アンティゴス行きのバス料金は4,700ペソ(約8,200円)なのに対して、ここのチレチコ行きのバス料金は3,550ペソ(約6,000円)です。
距離が遠くなっているのに、こちらの方が安いです。
聞いたところによると、ここのオーナーが特別なコネクションがあるみたいで、安く提供できるみたいです。
バス業界の会社よりも強いコネクションって凄いですね。
少し時間に余裕ができたので、お土産屋さんを回りました。
1時間ぐらい物色していたのですが、購入したのはコースターのみ。
フィッツロイっぽいお土産が欲しかったのですが、割とパタゴニアやペリト・モレノのお土産が多くて、それならここじゃなくてもいいかなと思いました。
エル・チャルテンは横300mで縦1㎞程しかない本当に小さな町で、全体を見回るのに30分も掛かりません。

個人的には小さな町が好きなので、ここは今までプレハネの中でも思い出深い場所です。
前日に宿泊していたゲストハウスに少し居させて頂き、21時にバスターミナル向かいました。

車内は結構充実ていて、ゆったりとできるほど席の間隔が広く、トイレもあり、ウォーターサーバーまでありました。

バスは予定通り21時50分に出発します。
サンドウィッチやジュース、お菓子などの車内食のサービスまでありました。


エル・チャルテン-ロス・アンティゴスまでは8時間半掛かり、到着したのは朝の6時半です。
チリペソを持っていない私たちは、ようやくここのバスターミナルで両替がすることができ安堵します。

本来なら国境の町はレートが悪いので、どこかほかの町で両替するのが普通です。
しかし、今まで寄ったどの町もレートが悪くて、もはや国境でいいかとなりました。
両替する金額によってマージンの比率が変わるみたいで、50米ドルの場合は5米ドルのマージンが取られました。
ロス・アンティゴスでもチレチコ行きのバス取れました。

それでも一括で買った方が安かったので、エル・チャルテンで頑張ってよかったです。
2時間ぐらい待って、出発したのは8時半。

アルゼンチンの出国手続きは荷物も持たなくていいぐらいに、簡単に終わりました。

ただ、チリの出国はめちゃくちゃ時間が掛かりました。

パタゴニア地方は食べ物の持ち込みが非常に厳しいという噂は本当でした。

動物、植物、根茎、米、穀類、種子類、球根類、生肉、加工肉(ハムやソーセージなど)、木材など、ハチミツ、蝋製品、ローヤルゼリーなどの蜂関連製品などなど全て没収されます。

違反した場合には高額な罰金を支払うことになるそうです。
全ての荷物はX線と検疫調査犬によって、チェックされます。
一人5分から10分ぐらいは掛かりましたかね。
最近はヨーロッパの適当な出入国しかしていなかったので、面倒に感じてしまいます。
全員の手続きに20分、チレチコまで10分ほど掛かりました。
アルゼンチンとの時差が1時間ありますので、到着したのは8時半。

この時点で結構な疲労が溜まっていますが、ここで終わりではありません。
最後にトランキーロ行きのバスを確保する。
これがこの移動の一番の難所。なぜなら、調べてもほとんど情報が出てこないんです。
数件ヒットしたのですが、チケット購入場所や出発時間が全部バラバラで何を信じていいのか分からない。
とりあえず到着した場所がターミナルなので、そのあたりにいる人に確認してみます。
すると、「9時からカウンターが開くから、そこで10時発のチケットを買えるよ」と答えてくれました。
拍子抜けなぐらいすぐに見つかって良かったです。
9時まではあと20分。とりあえず並んでおきます。

9時になって、いの一番に駆け込んで、バスチケットを購入することができました。
バス料金はクレジット手数料入れて、二人で31,200チリペソ(約4,000円)です。
この時のレートでは780チリペソで約100円です。
バスも予定通り10時に出発しました。

実はチレチコからトランキーロまでの道中が一番楽しみにしていました。
それはチャリダーの聖地「アウストラル街道」があるからです。
見てください。この景色。

綺麗すぎる。
パキスタンのスストを思い出します。
この景色のために予め買っていたコーラを飲みながら、堪能します。

早速チャリダーさんを発見。

ベテランのチャリダーさんは1000㎞以上に及ぶアウストラル街道を走破するらしいです。
チャリダーさんは尊敬するのですが、絶対にやりたいとは思わない旅行の仕方ですね。
ドライバーさんが写真を撮れるように、停車をしてくれました。

優しいドライバーさんなら停車してくれると聞いていたので、私たちは運が良かったです。
以外に10分以上も停車してくれて、アウストラル街道の景色を存分に満喫できました。
本来は観光バスではないので、しなくてもいいサービスですが、嬉しい限りです。
そして、車は再び出発して、トランキーロに到着したのは11時15分ぐらい。
半径200mほどしかない小さな町です。
実はまなみはここに来るのが2回目なんです。
2年前の2018年に南米を一人で旅行していた時に、ここに寄ったそうです。
その後にウユニ塩湖で私たちは出会いました。
この町のゲストハウスは、ブッキングドットコムでは予約できなので、現地で直接交渉になります。
6軒ほど回ったのですが、中々良いと思えるところが見つかりません。
小さな町なのでゲストハウス自体の数が少なく、選り好みもできません。
まだ良いかなと思えるところにもう一度細かく確認しに行くと、みかねたオーナーのおばちゃんが「バイバイ、コロナ」と言ってきました。
コロナが世界的に感染拡大しする直前で、アジア系の人への風当たりが強くなっているときです。
日本人バックパッカーからはそういう被害にあったことがあると聞いていましたが、直接言われたのは初めてです。
差別的な言葉は何度かアジアやアフリカで言われているので多少慣れていますが、悲しい気持ちにはなりますよね。
結局、少し高めのホテルで宿泊することになりました。
二人で30,000チリペソ(約3,800円)です。
こんな小さな町に何があるんだと思いでしょうが、世界的に有名な観光名所があります。
それはマーブルカテドラルです。
マーブルカテドラルの観光は、船でのツアーになりますので、さっそく申し込みに行きます。
ツアー会社は10社ほどあるのですが、全て固まっているので、比較がしやすくて助かりました。

どこも同じような内容やオプションなので、一番金額が安いところを選びました。
ツアー料金は人数次第によって変わります。
船一台分の料金が決まっているので、人数が多ければ多いほど安くなるシステムです。
ウユニ塩湖のツアーもこのシステムなので、南米のツアーはこれが主流なのかもしれません。
人数分の料金を支払えば、貸し切りも可能になります。
後は明日の集まり次第にかけるしかありません。
こんな僻地でも活躍している日本の中古の消防車。

路面で売っていた新鮮な野菜を買って、今日は時間がありますので、気合を入れて作ります。

この辺りではお高めのホテルなので、中は広々としていて、コテージみたいな家です。

キッチンやストーブは昔ながらの火を点火させないと使えないものでした。
マッチやライターは飛行機に持ち込みができないので持っていませんが、あるとたまに便利なんです。
オーナーさんにマッチをお借りしました。
今日の晩御飯は蒸しジャガイモとポトフです。

この辺りの地域一体結構冷え込んでいるので、ポトフが温かさが染みます。
今日は久しぶりにゆっくりできたので、二人とも肌のパックしました。
肌に悪そうな旅行の仕方をしているので、たまには肌を労わらないといけないですね。
それにしても、この二日間ぐらい本当にしんどかったです。
予定通りにここまで辿り着けて、本当に良かったです。
エルカラファテから始まり、エル・チャルテン、ロス・アンティゴス、チレチコ、トランキーロまでの情報は本当に少なかったです。
最悪どこかで2,3日ぐらいは潰れるぐらいの気持ちでした。
なので、基本的にはその街には1泊しかせずに、次の日には出ていくという駆け足の旅行になってしまいました。
これなら逆に3日間ぐらい余りそうな勢いです。
今日は早く寝て、明日の観光に備えようと思います。
最後まで読んでくれてグラシアス(チリの挨拶)!