モルドバって一体どんな国?首都キシナウの街ブラ!

皆さん、ブナズィア!(モルドバの挨拶)
プレハネのまなみです!

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さて、昨日の夜にルーマニアのブラショフからモルドバの首都キシナウにやってきました!

ところで皆さんはモルドバがどこにあるかご存じですか?

私はセルビアもそうでしたが、実際に旅に出るまで場所も知らず、むしろその国の存在すら知らず…。

場所はヨーロッパの東側に位置する小さい国です!

モルドバ人は言語的、文化的にルーマニア人との違いはほとんどなく、歴史的には中世のモルダビア公国以後、トルコと旧ソ連、ルーマニアの間で領土の占領・併合が繰り返された地域でした。

またドニエストル川の東岸地域には沿ドニエストル共和国(未承認国家)があります。


ちなみにモルドバを漢字で書くと摩爾多瓦で、と略されるそう(笑)

いや、読めんわ(笑)



モルドバではルーマニア語が公用語となっているようですが、ロシア語も結構飛び交ってる印象でした。

なので、ここぞとばかりに「ダーダーダー!(はいはいはい)」「ハラショー(大丈夫)」「スパシーバ(ありがとう)」をフル活用してました(笑)

この旅で覚えた数少ないロシア語(笑)
でも不思議とロシア語のキリル文字はいつの間にかある程度読めるようになってました。慣れって凄い…。


今日はキシナウの街ブラ観光をしようと思います!

宿を出て早速、塀に描かれた綺麗な壁画。

初めに向かったのは、聖ティロン大聖堂。

滞在している宿から歩いて行ける距離です(というか今日のスポットは全て徒歩)

このあたりの教会も正教会です。

そして、今まで見てきた教会のような迫力はなく、なんだかコロンとしたフォルムが可愛くて水色っていうのも素敵!

こちら、あろうことがキリストの足元に海賊のようなドクロが…☠

この教会ですが、全体的に人が決して多くはなく、観光客は私達のみでした。

観光客は少し浮いてしまうのか、街を歩いている時でもやたらと視線を感じます。(この国では観光客らしき人を殆ど見なかったし、アジア人は1人も見ていません)


教会の中に入る時、このような注意書きが。

なんて書いてあるのかはサッパリ分かりませんが、何やら憑りつきつつある悪魔を退散させる感じ(笑)

そして、教会の中へ。

もうね・・・
個人的にはこの光景がたまらなかったです。

こじんまりとした教会で、おばあさんが丁寧に埃を掃いて、礼拝者が静かにお祈りを捧げて出ていくだけの神聖な空間。

そして、この差し込む光。
(陽の差し込みが異常に好きな私)

絵画の1シーンで納められそうなほど絵になります。

正直、モルドバと言い、セルビアと言い、小さくてこれと言って有名なものはなし、来る前は大して期待をしていなかったんです。

でも、この2カ国では教会の本来あるべき姿というか真髄を見たような気がして、かなりイメージが覆されました。


セルビアは正統派の教会の特別な日を見たような印象ですが、モルドバではより日常らしい光景を見れたような気がします。

この教会内の絵は何故か顔と首しか露出されていません。

そして平面の絵ではなく、手だけは銅で作られているのか立体的に絵から盛り上がっていました。

決して存在感のある教会ではありませんが、キリスト教徒でなくても不思議と心が穏やかになる素敵な教会でした。


キシナウの街は生活感がなく、スーパーを見つけるにも一苦労でした。皆、どこで買ってるんだろう(笑)

そして場所によっては、ちょっと通りたくないなと思ってしまうような治安の悪そうな場所も。

高架下とか、地下通路は特に通らない方が無難かと思います。


国立劇場

普段、交通手段とか観光する場所とかはゆきと分担して決めることが多いのですが、キシナウの街ブラのプランは完全にゆきにお任せしていました。(マップのピン止めも何もしないけど、万が一の時の為にマップの読み込みだけは2人ともする)

クラシック好きの私の為に、ゆきが考えてくれるプランの中にはこうやって劇場が入っていたりするので嬉しく思います♡

さりげなく素敵なカフェを見つけていてくれたりとかね^^


今度はオルガンホール。

鑑賞する訳ではないので、中には入れませんが(笑)


歩いていると、突如として現れたボクシングマシーン(笑)

え、なに?
ここの市民はそんなにストレス溜まってんの?笑

しかもサンドバッグが無くなってしまってるあたりが、より恐ろしいんですが(笑)



到着したのはカテドラルパーク。

この公園の中にベルタワーとナスレテア大聖堂が隣あって建っています。

ベルタワーは入れなかったので、大聖堂のみ中を見てきました。

ドアには控えめながらも教会を守っているような2体の天使?護衛?が描かれています。

残念ながら、中は撮影禁止だったのでお見せすることができませんが、先ほどの聖ティロン大聖堂と同じく天井がドーム状になっていて上から円形のようなシャンデリアが吊るされていました。


敷居の高さで言えばこっちの教会は1836年に建てられたモルドバ正教の大本山ということで断然高いのだろうけど、私としては聖ティロン大聖堂の方が味があって好きでした。(こっちの教会には観光客がチラホラ)




教会を出たら誰か餌をバラまいているのか大量の鳩!!!

え、めっちゃ楽しそう!笑

私も鳩の群れに手ぶらで突撃!

秒で散りました(笑)
ですよね、餌も持ってないから私には群れてくれませんでした(笑)



少し小腹が空いたのでいつも持ち歩いているワッフルを食べながら、ゆきに「このワッフルは本当に美味しいねー!」って話しかけると、、、

ゆき
ゆき

にゃー!!!!!


え⁉⁉
猫が憑依した⁉⁉(笑)

どうやら普通に同意の相槌として「ねー!」or「なー!」って言おうとしたら、混ざって「ニャー!」になったらしい(笑)

天然のゆきはふいに可笑しなことになるので、度々笑わせられます(笑)



カテドラルパークの表側には凱旋門が立っています。

ガッツリ何かを修復中でしたが。

ここは昔、モルドバが旧ソ連に併合されていた際、ロシアが露土戦争(ロシア×トルコ)で勝ったことを記念して設立されたことから「勝利の門」という名前もついています。

パリの凱旋門をモデルにしたそうですが、サイズはだいぶ小さいです(笑)


予定していた今日の観光スポットは見終えたので、宿まで歩いて帰ることにします!



帰り道に、モルドバ国立歴史博物館の側を通りました。

旧ソ連だった時代から、モルドバ国の建立に至るまで歴史的産物が沢山展示されています。

歩道から見えるこのヘリコプターは旧ソ連時代に使われていたものだそう。

そういえば、ヨーロッパでよく見かけるこの木は何なんだろう?(笑)

コロンとした丸いものが木の枝に沢山作られていて可愛いんですが、ずっと正体が分からなくて見る度に気になっています(笑)

鳥が巣でも作ってるのかな?
ご存じの方がいたら教えてください!笑



そしてスーパーで食材を買い、無事に宿に帰ってきました!

自炊中。
ゆきはよく私が台所に立つ姿を写真に収めてくれます(笑)

今日は簡単で美味しい和風パスタ!

パスタに鶏肉とタマネギ、ナスを入れて、白だし、醤油、塩で味付けするだけで十分に美味しい!

旅中、何度か和風パスタ作ったけど、この日の和風パスタが一番美味しくできました◎



さて、明日は冒頭で紹介した未承認国家、沿ドニエストルに行ってこようと思います!


読んでくれてムルツメスク!