皆さん、オラ(アルゼンチンの挨拶)!
プレハネのゆきです!
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今日は楽しみにしていたペリト・モレノの観光です。
昨日はぐっすりと寝れたので、バルセロナからエルカラファテの長距離移動の疲れも取れました。
ゲストハウスでは無料の朝食が付いています。
パンやコンフレーク、クッキー、ゼリーなど色々種類があって、食べ放題。
ヨーロッパでは朝食付きのゲストハウスはほぼありませんでしたので、ちょっとしたものでも朝食のサービスがあるのはありがたいですね。
朝食を食べ終わったらすぐに身支度を済ませて、チェックアウトします。
昨日来たばかりで忙しないのですが、どうしてもウユニの予定を合わせるために、南米は駆け足の旅行になります。
荷物は一旦預かってもらい、帰ってきたら、すぐに別の街に向かいます。
予定通りバスは9時にゲストハウスにピックアップしに来てくれました。
このまますぐにペリト・モレノに行くのではなく、一度バスターミナルに他の観光客をピックアップしに行きます。
その間に私たちは、エルチャルテン行きのバスチケットを購入します。
バス料金は二人で2,400ペソ(4,050円)です。
出発時間は17時なんですが、これが結構タイトなスケジュールになります。
この街に戻ってくるのは大体16時50分ぐらいで、10分以内に荷物をゲストハウスに取りに戻る必要があります。
ただ、ゲストハウスまで送迎してくれるみたいなので、ぎりぎり間に合うとは思うのですが…。
乗客が全員そろったので、バスは再び出発。
10時半にはペリト・モレノに到着しました。
入場料は二人で1,600ペソ(約3,200円)。
朝は降っていなかったのですが、到着した時には土砂降りの雨に。
南米が今は雨季だということを忘れていました。
傘を持ってきていなかった私たちは、とりあえず近くのコテージに避難することにしました。
他の観光客も足早にコテージに入り、この後どうするかの相談をしています。
流石にこの雨量の中では、傘もささずに観光する気が起きません。
5分後ぐらい位に、しびれを切らした一組のカップルが傘もささずに、コテージを出ていきました。
他の観光客も、その人たちに続いて、観光に行くことを決心します。
私たちも悩みましたが、とりあえずもう少しだけ様子を見ることにします。
20分ほど待つと、ようやく小雨になってきて、残っていた観光客も外に出始めました。
現在地のバス停は赤丸のところで、このまま真っすぐ進むと着きそうですね。
意外とドローンが禁止されていました。
発展途上国の大自然の観光名所だとドローンの規制がルーズな場所が多いんですよね。
5分ほど歩くと、氷河が見えてきました。
この距離からでも伝わる存在感。
そして、だんだん雨もやんできて、空には晴れ間がみえてきました。
このまま快晴になることを祈るばかりです。
道は全て、凍結防止の為か、網状の鉄で作られていました。
写真でも伝わるスカイブルーのような澄み渡る水の色。
氷河が溶け出して、こんな色になったのでしょうか。
本当に水に触りに行けるのなら、触りに行きたいぐらい綺麗なんです。
残念ながら、橋からは出られないので、近づくことすらできません、
なんだか海にいるような景色に見えますが、これは湖なんです。
アルゼンチン最大の湖、アルヘンティノ湖。
崩れだした氷河がこっちに流れてきてます。
遠近感がおかしくなりますが、あの氷河ですらかなり大きいです。
圧巻の一言に尽きます。
展望している位置からは100m以上は離れているのですが、それでも近くに感じてしまいます。
南極、グリーンランドに次ぐ規模の大きさを誇るペリト・モレノ。
上から見渡しても、どこまで続いているから分からないぐらい奥行きがあります。
アイスランドとはまた違った雪の大自然を感じます。
アイスランドはどちらかというと自然の厳しさを感じましたが、ここペリト・モレノでは何百年と、もしかしたら何千年と受け継がれてきた雄大さと歴史を感じます。
たまに「ゴォー」と雷のような音を立てながら、氷河が崩落していく。
そして、その崩落した氷河が湖を漂流しながら、溶けて、湖を形成していく。
そんな自然摂理を見飽きることはなく、何時間でもいてしまいそうです。
船だと氷河の10m先ぐらいまで近づくことができるのですが、どれだけ見ごたえがあるのでしょうか。
ここからでは視認できない、氷河の色や形などが鮮明に見えるのは少しいいなと思いました。
氷河は青と透明の透き通ったイメージがあったのですが、思いのほか汚れていました。
氷河を一番上から見渡せるスポットに来ました。
本当にどこまでも続いてそうな感じがします。
3時間以上は見えていたのですが、氷河の崩落のシーンを撮影することはできませんでした。
崩落は1時間に二回は見れる頻度でしたが、小規模程度の崩落しか見れなかったのが残念です。
大規模の崩落だと落雷並みの音が響き渡るそうなので、見てみたかったです。
ペリト・モレノには食事とお買い物ができる大きなお店があります。
ペリト・モレノを観光できる時間は6時間ほどありますので、見飽きたのか、多くの観光客がいました。
私たちもチキンナゲットを購入して、少し休憩にします。
お土産もかなり充実していました。
せっかくここまで来たので、友達と私たち用にステッカーとコースターを買いました
町ではいいなと思いながら結局購入はしなかったのですが、やっぱりその場所に来たら買いたくなります。
その場所で買えたことが嬉しくもありますね。
少し時間は持て余しましたが、そろそろ16時になり、帰りのバスが来る時間です。
午前はほぼ曇り時々雨で、午後からは快晴になることはないのものの段々雲が捌けてきて、綺麗なペリト・モレノを見ることができました。
概ね満足です。
ただ、高額なために諦めた、ペリト・モレノの上を歩くツアーには心残りがあります。アジアで出会った旅人さんは、この氷河の上を歩くツアーに参加して、氷上で氷を砕いてウイスキーを嗜んだそうです。めちゃくちゃ良い味出しそうですね。
バスは予定通り16時に来て、帰りには綺麗な虹を見ることが出来ました。
エルカラファテに到着したのは少し早めの17時45分。
バスの運転手に「このまま宿泊したゲストハウスに連れて行って」と言うと、「それはできない」と断れました。
いや、話が違います。
元々ゲストハウスの人には、ゲストハウスまで送迎してくれると聞いていました。
「朝はホテルまで行くけど、夜は送迎をしていない」と拒否。
ここで話をしても時間の無駄だと思い、他の方法を探します。
徒歩だと往復20分は掛かるので、残り15分では帰って来れないので、嫌ですがタクシーしかありません。
幸い、バスターミナルということもあり、数台のタクシーが停まっています。
金額の交渉をしている時間も惜しいので、すぐにゲストハウスに向かってもらいます。
車だとものの2分で着き、すぐに荷物を取ってきて、すぐにバスターミナルに戻りました。
バスターミナルに着いたのは、16時58分。
ぎりぎり乗車することができ、バスはすぐに出発しました。
エルチャルテンまで3時間ほど掛かり、到着したのは20時20分。
すぐに私たちは明日発のチレチコ行きのバスがあるかをバスターミナルで聞きます。
すると、ロス・アンティゴス行きのバスしかないらしい。
悲しいことに前情報通りです。
ロス・アンティゴスはアルゼンチンとチリの国境の街です。
ロス・アンティゴスからチリのチレチコ行きを調べてもろくな情報が出てきません。
ヒッチハイクや徒歩、バスは3日に1回などです。
ホテルだとエルチャルテンからチレチコまでのバスチケットを購入できるという情報が1件だけあったので、それにすがります。
ということで、今日は諦めて、予約していたゲストハウスに向かいます。
見てください。この綺麗な夕焼け。
実は今20時40分なんです。
この辺りの地域では3月ぐらいは昼間がめちゃくちゃ長く、22時ぐらいまでは明るいんです。
体内時計がおかしくなりそうです。
今日宿泊するのは「Hostel Wenüy」です。
二人で1,300ペソ(2,740円)です。
明日は朝からフィッツロイを登山するため、今日はすぐに寝ます。
最後まで読んでくれて、グラシアス(アルゼンチンのありがとう)!