アンコールワット

アンコールワットを朝日から夕陽まで堪能!

ソースライ(カンボジアの挨拶)!

プレハネのまなみです。

タイのバンコクから10時間ほどかけてバスでカンボジアのシェリムアップにやってきました! 



10時間となれば、陸路移動で旅するバックパッカーにとって割と短い方になりますが、乗ってるだけでもそれなりに体はバキバキなります(笑)

夜にシェリムアップに到着し、翌日にはアンコールワットのサンライズツアー(4時半出発)に参加という暴挙にでました。 だって、朝日が凄く綺麗だって聞いてたんだもん。。!

行くしかないですよね!!!?

アンコール遺跡郡は敷地が非常に広く、アユタヤのように自転車で見て回るというのは普通に無理。ゆきは昔、自転車で回ったそうですがやはり相当疲れたみたい(笑)

今回は、私たちが滞在していた日本人ゲストハウスの「高知家」が朝日から夕陽までトゥクトゥクで案内してくれるツアーを1人10ドルで案内していたので、そちらにお世話になりました。ほかのツアーも比較しましたが、これは安くて内容も結構良いツアーだと思います。


さて、まずはアンコールワットで朝日を拝むべく鶏と同じくらいの時間帯に目覚めます🐓🐓🌞

身体は眠たい目をこらすのに必死ですが、私は初めてのアンコールワットに脳内のアドレナリンがドバドバ。(ゆきは今回が多分4回目←「多分」と言ってしまうくらいには記憶が曖昧だそう)


ピックアップの時間に5分ほど遅刻してしまいましたが、なんと、この国!! 定刻通りにドライバーが待機してくれているではありませんか! 
海外じゃ時間守らないとか30分待たされるくらいは日常茶飯事なのに! 

いい国や…、好きです、カンボジア。

早朝の出発だったので、夜の間になにやら艶めかしいライトに照らされ、少し怪しくなったストリートからセクシーすぎるレディボーイの方々が沢山いました。そういえばタイでは全く見かけなかったな(笑)


多くの方がご存じの3つの塔からなるアンコールワットは、実は沢山あるアンコール遺跡群の1つに過ぎません。アンコール遺跡群を巡るには、初めにチケットを購入する必要があり、少し離れたチケットショップに向かいます。チケットは1day、3day、7dayの3種類から選べるので滞在中に何日アンコール遺跡を見て回りたいかによって変わってきます。チケットには日付が印字されるので、その日付中は出入り自由で、制限なくすべての遺跡を観光することができます。

私たちは1dayを購入するべく、早朝から長蛇の列に並びます(みんな、朝日を見にいくのかな?)。顔写真を撮られてこんな感じになります。気持ち横に引き伸ばされて、ヒキガエルみたいになった🐸

チケットの購入に思いのほか時間がかかってしまい、発券所を出ると既に空が少し明るくなってる!!!! 
やばい、急げ! と思いながらも、安心安全なゆっくり運転をしてくれるドライバーさん(笑)

アンコールワットに到着し、すでに美しく朝日に染められた水辺に思わずため息。 少しわかりにくいですが、右奥の方にアンコールワットが顔をのぞかせています。

綺麗に朝日が昇っていくところは見れませんでしたが、朝焼けの中でみるアンコールワットも凄く綺麗でした。


まだ人もさほど多くなかったので、ウェディングフォトを撮りました。三脚のついた自撮り棒にiPhoneをつけて、遠隔操作リモコンで撮影したので、こだわった構図では撮れなかったけどアンコールワットで撮影できたのは凄くうれしかった☺!



遺跡を観光しつつ、古き時代に作り上げられた緻密な石造りにずーっとカメラを切ってしまう。。

御焼香をあげたり

急こう配の遺跡を登ったり

(降りるときはジェットコースターの急降下かと思うほどの急勾配で怖かった)

野生のサルがいたりしたけど・・!?

やっぱり名が知れてるだけあって、すごく壮大で荘厳な遺跡でした。

メインのアンコールワットを見た後は、トゥクトゥクで移動しながらそのあとも8カ所くらいは遺跡を見て回りました。

遺跡が変わる度に入場チケットを見せる必要があるのでなくさないようにしましょう!

正直・・遺跡の名前はおろか、どこがどんな遺跡だったか記憶が混ざってしまうので、写真もどの遺跡の写真かもぅ覚えてません(笑)


えーい!!この際どこがどこだか説明ができないのでお気に入りの写真たちをベタ貼りします。
流し見でご覧ください。手抜きではありません、綺麗な場所ほど一見に如かずということで写真がモノを言うのです←

1枚目は明らかアンコールワットです。


それにしても、最新のiphoneのポートレートモードは優秀すぎる。。。私たちは、写真はiphoneに全面的に託し、一眼レフを持ってこない選択をしたほど。(広角撮影やビデオはGoPro)

黄昏るゆきくん。。

誰だ、この歩きに歩き倒さなければならないアンコール遺跡で森ガールのようなふざけた格好をしているのは!!(私です。。。)

ベンメリアと似すぎな場所。
ラピュタ感…!

さすが、仏像顔。(釣り目ではないが)細い目と大きい鼻に、分厚い唇がそっくりなゆきくん。


ゆきくんがお気に入りの場所は、本来なら遺跡まで続く橋が綺麗な水面に囲まれているはずなのに、暑さで水が干上がってしまったのかこんな状態に。。。
大干ばつですね。



さて、このように遺跡の紹介を写真任せにしてしまうくらいには記憶が混同しまくりです。一度行って、名前と風景が一致できる人は天才かと。


今回の観光の中でただ一つハッキリと覚えているのは、、、いや、忘れられないのは、、、警察とユネスコ職員に連行されてしまったこと。

ある遺跡で、もぅ一度ウェディングフォトを撮ろうとしたときのことです。一人の警備員のようなバイクに乗った男性が近くを通過しようとしたとき私たちが目に留まったみたいで、バイクを止め誰かに無線で連絡をとっています。。。
嫌な予感。。。

すると、もぅ1人、2人、3人、、、と職員さんらしき人が集まってきて、ウェディングフォトを撮影するのはルール違反だ、今すぐ服を着替えろ」と指導を受けました。。。

そのまま、「この遺跡群を観光する上でのルールを説明するから、オフィスまで来てくれ」と言われて1人ずつバイクの後ろに乗せられてオフィスまで連行。(いつかバイクの後ろのってみるなら、好きな人の後ろに乗ってお腹に手を回してみたいな!という高校生の頃からの淡い夢は散り、強面のカンボジア人にて再現されてしまった泣)


オフィスに着き、10分ほどルール説明を聞きました。アンコール遺跡郡でウェディングフォトを撮ってみたいと思った時に、調べてみたらウェディングフォト撮影ツアーなるものが掲載されていたので、「行けるのか!」と思った私たちが甘かったのです。

「僕たちは日本人が好きだし、尊敬している。ルール違反で追い出したり、罰金を取ったりしたくはないんだ。だからここを含めて他の遺跡でもルールを守ってくれ。ちなみにどうしても撮りたいなら、ここの遺跡でのみ50ドル払ってくれれば撮影して良いよ」と、日本人を信頼してくれつつも賄賂臭ただよう注意を促してくれました。50ドルは丁寧にお断りし、その場で着替えて観光再開!

にしても、メンタルをへしおられてしまった私たちは少ししょんぼり。。笑  



自分たちが見たいと思っていた遺跡群の観光は網羅できたので、暑さとルール指導で疲れた心身を休めるべく一旦宿に送ってもらいました(この送迎も10ドルに含まれてます)

1時間半だけ、極寒に仕上げた部屋で休み、体力が回復したころで夕陽を見るべく再ピックアップの時間。

その時、事件が!!!!!

ゆき
ゆき

え、、、、ない。。。。

なんと、ゆきが1日有効の入場チケットを紛失!!

鞄ひっくり返して探したけど、トゥクトゥク降りてから部屋まで通ってきたところも落ちてないか確認したけど、無い物は無い。。

「まだまだ探す気ですか? それより僕と踊りませんか~♪」などと歌える、井上陽水のような余裕はなく、ドライバーも到着していたので、結果私1人だけで夕陽鑑賞しに行くことに!

夕陽が綺麗にみられるスポットとして有名なのは2カ所ありますが、「プノンバケン寺院」はシェムリアップの街全体を見ながら沈みゆく夕陽が美しく、大変人気があります。その為同時に遺跡に入れるのが300人までという制限があり、その300人に入るべく6時半の日の入りではあるがピックアップは3時半、遺跡には4時過ぎに到着しました。



遺跡に入るまえに300人を把握するためか、このようなカードを受け取り首に下げます。

プノンバケン寺院はそもそも山の上にあるので、緩やかな斜面をずーっと登っていきます。山頂まで行きついて初めて遺跡が顔を出してくれますが、その遺跡もまた急な階段で出迎えてくれます。 改めてアンコール遺跡の観光は体力がいるので少しでも1歳でも若いうちにした方が良いなと痛感。


膝が悲鳴を上げるのをぐっと堪え、登った先は・・

とっても空が近く感じます。

「これ、標高どんだけあるんだろう!?」って思って調べたら、78mだったのは内緒です。


1日中ずっと太陽に照らされていたからか、どこを触っても熱い。。お尻がやけどしそうになりながら、なんとか座れる小陰で休憩。

17:00頃に日の入りするよ!って教えてもらっていたので、じーっと待つ。こうこうと容赦なく照り付ける太陽は未だ沈んでくれる気配すらありません。

18:00頃、ようやく空が少しだけオレンジ色になってきました。 この時点で頂上に登ってから2時間が経っています。飲み水を宿に忘れた私は次第に渇きと疲れで、ゆきに対して「さては夕陽鑑賞が大変なのを知っているから、あやつ、、わざとチケット失くしたな??」と思うほどには心が荒んでいました。

すこし夕陽で染まりはじめてからが長い長い。。 近くに日本人の女の子がいましたが「いい加減沈んでくれねーかな」とボヤいてました。気持ちは多分、遺跡にいた人みんな同じ。心中お察しいたします。

パノラマ♪ みんな、写真を撮っているようにも見えますが、夕陽に飽きてしまったのかただスマホをいじってる人がほとんどでした(笑)



よし、いいぞ!! 
沈め! 沈むんだ!!

このくらいになって、みんなようやく重い腰を上げて写真大会が始まります。



この時点で18:40頃です。19時で遺跡をクローズするようなので、完全に夕陽が沈み切る前に警備員さんたちが観光客に「終わりだぞー降りろー!」と追い出しをかけます。帰るころにはうっすらと月も見えました☽



アンコール遺跡、プノンバケン寺院から見る夕陽・・・綺麗でした。
綺麗でしたよ?

綺麗だったのですが、一日の終わりに思ったよりも体力の消耗と日没までの忍耐力を試されるので2回目は良いかな感(笑) ゆきも以前、2回見に行ったそうですが1回目は夕陽が沈むまで待てずに諦めて途中で帰ったそう(笑) でも遺跡の入場制限があるので早く行かないといけないというジレンマ。

「アンコール遺跡から見ている夕陽」と言えば特別感あるますが、夕陽自体は普通によく見る「綺麗な夕陽」です。それ以上でも以下でもありません。(個人的見解なので悪しからず)
まぁ、でもどんな夕陽だったのか自分の目で見て自分の感想が持てたのでそれで良し! 旅ってそんなもんです!


疲れ切った体に鞭打って下山し、帰りに買っためちゃ不味いお茶をとりあえず一気飲みしてゆきの待つ宿へ帰宅。
「チケット失くしたの、わざとだろ!?」と詰め寄ったのは言うまでもなく、お1人様夕陽鑑賞のご褒美に美味しい日本食を食べに行きました(笑)

大変美味しゅうございました!!!


まる一日かけて観光したアンコール遺跡群、「人生で一度は訪れたい!」と思っていた私のbucket listに入っていたのでようやく行けて満足です!

後日、ゆきはデング熱にかかって入院したのでアンコール遺跡群で蚊に刺されたか定かではありませんが、日焼けのみならず、蚊対策もお忘れなく!!!


読んでくれてオークン!(クメール語のありがとう^^)