皆さん、サニボゥナァニ!(南アの挨拶)
プレハネのまなみです!
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ボルダーズビーチを後にして、本日最後の目的地喜望峰へ向かおうと思います。
ボルダーズビーチの記事はこちら。
可愛すぎるケープペンギン!ボルダーズビーチへ行ってきた!
ボルダーズビーチからは車で35分ほど。

ケープタウンからもだいぶ離れてきました。
レンタカーがあればテーブルマウンテン、ボルダーズビーチ、喜望峰を1日で回るのは確かに可能です。
可能なんですが‼
結論から言うと、この喜望峰・ケープポイントが非っ常に良すぎてもっと時間が欲しかったのが正直なところです。
テーブルマウンテンだけはケープタウンからバスで1日使って行って、別の日にレンタカーでボルダーズビーチと喜望峰に行くのが最適解ですね。
喜望峰への車の中でお菓子♪
これ、ちょっと高いんですがアフリカにいながら高クオリティのチョコで美味です!
2回買っちゃった♡

ボルダーズビーチから喜望峰までは海岸沿いをずっと走るので景色も綺麗です。

建造物より自然、山より海。
というか水!!!
綺麗な水のある景色がなんでも好きなので、幸せな車窓でした。
そして、喜望峰のある国立公園に到着!

入場料の料金表。

公園の中は砂や草でデコボコの道になってるのかと思いきや、綺麗に舗装されてました。

さすが、アフリカの最南端。
岬のようになってるので左右に海が見えてて抜群の開放感!
この国立公園の中には宿泊施設も入ってるようです。邪魔する街灯なども一切ないので夜は天体観測も出来そうですね!
気持ちのいい一本道を優雅に走ってると、謎の渋滞が。
原因は猿!

この国立公園にも野生の動物が多く生息しているようで、色んな動物を見ることができます。
ダチョウにはビックリしましたが(笑)

公園内で喜望峰方面とケープポイント方面とで道が分かれています。(近いけど)
先にケープポイントへ!

アフリカの最南端は喜望峰と思っているそこのアナタ!
最南端は喜望峰ではありません!!!!!!
厳密には最南端はこっちのケープポイント!
「喜望峰ではなくケープポイントが本当の最南端だ!」と書かれているブログもよく目にしますね?
しかし看板に書かれている緯度的には紛れもなく喜望峰が最南端です。
ですが、それは看板が置かれている場所の話。
実際に訪れてみると喜望峰よりも南の方に岬があるんです!!!
「最南端だから~」と言って、喜望峰のみ訪れて帰ってしまう観光客も多いそうですがお願いですからやめてください‼!!!
勿体なさ過ぎる…
むしろケープポイントの方が絶景なのに!
正直、喜望峰の方は「まあ行かなくても良かったかな」って思えてしまう程です。
さて、ケープポイントの散策開始☆
結構勾配があるコンクリートの道を上っていきます。
なので少し登っただけで、この見晴らし!

広すぎる、この外海。
このずーっと先には南極なのか、南米なのか。
ん?

まさかのクジラ発見!

遠いのでハッキリとは見えませんが、時折潮を吹いていました。
人生で初めてのクジラ!!!
もうこの時点でテンションぶち上がってました(笑)
それなのに、何度「ねぇ!クジラだよクジラ!!見て!」って言っても、ゆきはクジラだと信じてくれません;;
本当にクジラだったのに(´;ω;`)
息を切らしながらもう少し登っていきます。
途中途中で景色を見るための小さな展望所のようなものが作られていました。

このケープポイントには私の好きな場所が3カ所あるのですが…
1カ所目はココ!

大パノラマの海を見渡しながら、崖に打ち寄せる波の音や深さとともに濃くなっていく海の色が素敵。
この景色を見れただけで「アフリカをここまで降りてきて良かった」って心から思いました。
いつまでも見てられる。

プレハネショット📸

近くには階段もあって、下にくだって行けるみたいです。

万里の長城のミニチュア版みたい。行ったことないけど(笑)
奥の海には繋がってなさそう。
少し上に灯台が見えたので、今度はそちらへ。
この灯台が恐らく一番高所にあるスポットなので、登り坂はここまで。

よく見かけるやつ。

ケープポイントに来る人は、この灯台まで登ってきて殆どの人がそのまま帰って行ってしまいます。
が!!!
下を見下ろすともう少し先まで岬が伸びていて、少し人影が見えました!

そうです!!
あの先端がアフリカ最南端です!!!!!
ゆきと目を合わせ・・・
ニヤリ。

行くしかないでしょー!!
ってことで、本当の本当の最南端を目指します。
所要時間は灯台から往復1時間程度。
観光込で1時間20分くらいでしょうか。
灯台から少し降りて、ケーブルカー(駐車場から灯台の区間用)の乗降り場の近くから小道を入っていきます。
最初こそ茂みの間を歩く感じになりますが、だんだんと道は開けてきます。
でも足を滑らせたら、柵もないのでそのまま崖に落ちて行って運悪けりゃ海にドボンですね、こりゃ。

結構な落差です。
灯台よりは低い場所になるので、さっきまでいた灯台がこんなに上に。

ずっと一本道なのでひたすら歩いていきます。
そしてお気に入りスポット2カ所目に出会いました!

左右に海が広がって、この背の低い木々に囲まれた一本道がまるで花道のよう!
わたしも好きな場所ですが、ゆきがこの風景に心底惚れていました♡(笑)
今までも綺麗な景色は沢山見てきたけど、こんな感じの場所は見たことない。

行きも帰りもここで写真大会でした(笑)
岬までもう少し!
灯台や崖の見え方が少しずつ変わってきました。

そして!
ようやく到着しました!

ここが最南端。
アフリカ大陸の最南端。
バスコ・ダ・ガマの船は此処を通ったんだ。
此処を通ってインドまでの航路を発見したんだ。
そんなことを思うとロマンが掻き立てられてヤバいですね!!
せっかく2ショットも撮ったのに、マシなのがこれくらい(笑)
太陽の眩しさで目は開かないし、強風で髪は荒れるし(笑)
ゆき、いつもより目開いてない(笑)

岬はあともう少しだけ先に延びていますが、人が来れるのはここまで。
ですが、この展望台のほんの数メートル先に人が立てるくらいの岩があるのを発見(笑)
ここがお気に入りスポット3カ所目になります!!

最高!!!!!!!!


私は高いところが苦手なので、恐怖心もありましたが(笑)
座る方が安心。

さすがに1人ずつしか立つスペースはないので2ショットは無理でした(笑)
本当に強風なので、しっかり足を踏ん張っておかないと体が風て押されそうになるので危険。
オススメはしませんが、立つなら自己責任で(笑)

ゆきは高いところ平気だもんねー!


ひとしきり、ここからの景色を楽しみました。
このケープポイントの3カ所のお気に入りスポットのおかげで、最後の最後にアフリカの好感度が私の中で爆上がりしたのは事実です(笑)
帰国した今でも「アフリカ、どこが良かった?」と聞かれたら、真っ先に浮かんでくるのがケープポイントから見る絶景ですね。
さて、来た道を戻ります!
体力がなく歩くのが遅い私を待ってくれるゆき(笑)

車を止めた駐車場に戻り、少しだけお土産屋さんに立ち寄りました。
今後、また旅行に行けてもアフリカなんて、ましてやこの最南端の地なんて簡単に来れないだろうなと思ったので、思い出にすべくマグカップを購入。
ペアじゃないので、2人で交代で使うことにします(笑)
そして、世間一般的に最南端だといわれている喜望峰に到着!(←ひねくれ者。笑)

さっきの場所よりも風が強く感じます。
この看板以外は特に見所がないので、看板の写真を撮ったらそそくさと帰る人ばっかり。
私達もすぐ車に戻りました。
でも!
アフリカではまだ1枚もウェディングフォトを撮っていない!!
葛藤の末、服を着替えて看板より奥にある崖を少し登ってみることにしました。

えぇ!!
ドレスで!!(笑)

結構足場が悪く、手を使わないと登れないような場所もあるのに、片手は常にドレスを捲し上げてるので使えず(笑)
なかなか大変でした。
降りる時には足もくじいて負傷;;
そして登った先の景色。

うん、まあまあかな(笑)
右奥に延びている岬が、さっき行ってきたケープポイントの最南端です。
どうしてもさっきのケープポイントの方が絶景なので、あっちでウェディングフォトを撮れば良かったと後悔(笑)


バックパッカーらしくザックを背負って!

アフリカ縦断達成ーっ!!!


アフリカはプレハネの中でもなかなか大変だった旅先でした。
トラブル、民度、衛生問題、虫!!!!
ハードな旅先であることは全然想定の範囲内でしたが、やはり1カ月経ったくらいから気持ち的に少し滅入ってきたり。
それでもゆきとこうやって自分たちの力で縦断できたっていうのは、言葉では言い表しがたい達成感でした。
ホント、達成感以外の何物でもなかった。
同じ場所にもう一度足を運んだとしても、同じ気持ちになれることはもうないでしょう。
18歳には18歳にしかできない感動があるし、それは24歳だろうが30歳だろうが同じ。
今の自分が見ている景色を目に焼き付けて、色んな感情を噛み締めました。
少し日が傾いてきました。

2人で崖を降りて行き駐車場へ。
閉場時間も近づいていたので、人もかなり減っていました。
最後、2人で喜望峰の看板にて。

久しぶりに自分好みの絶景を前に大満足の喜望峰・ケープポイントでした!
これから少し名残惜しいですが、公園の出口へと向かいます。

鹿のような動物発見!

出口までの道も、裂いたような雲と青空が綺麗でした。

出口。
ばいばいっ!
絶景をありがとう!

本当にオススメの観光地でした。
此処は間違いなく行くべき場所。
帰り道もゆきにもう少しだけ運転を頑張ってもらって、安全に帰ろうと思います。
ゆき、ありがとう。
この日は焼けるような綺麗な夕陽まで見せてくれました。

あー!
とってもいい日でしたっ!
明日はついにアフリカ大陸を出発し、ヨーロッパへ飛び立ちます!!
長くなってしまいましたが、読んでくれてダンキー!