ウクライナ、ガイド犬に導かれて冬の「愛のトンネル」へ!

皆さん、ドーブルィデーニ!(ウクライナの挨拶)
プレハネのまなみです!

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時刻は朝5時半。

今日は早起きして日帰りで「愛のトンネル」に行ってきます!

宿の近くのバス停から始発のバスに乗って、バスターミナルへ向かいます。

キエフのおじいさん、おばあさんは朝が早い(笑)

キエフから「愛のトンネル」があるリヴネまでは電車orバスで行く方法があるようですが、私達は一度乗り換えを挟む形で終始バスで行きました。

詳しい行き方はこちら。

【日帰り】キエフから愛のトンネルへの行き方の徹底解説!

途中での乗り継ぎの際に、どのバスに乗ればよいのかサッパリ分からなくて、全然英語も通じなくて困っていましたが、こちらの優しいマダムが助けてくれました♡

マダムは行先が一緒だったようで同じバスの乗って、親切にも降りる場所も教えてくださいました。

降りたところからはバスでトンネル近くまで行けるようですが、時間があってお金の無い私たちは歩くことに(笑)

ウクライナ語読めないけど、「Love Tunnel」ってあるので分かりやすい!

私のザックカバーのせいで派手な後ろ姿となったゆきの後を着いていきます。

ただね、この時点で少し残念なことが。

愛のトンネルと言えば綺麗な緑が生い茂って、まるでジブリのような世界観が見れることで有名ですが、あれは植物が育つ夏の話。(あれでウェディングフォト撮りたかった)

しかし、冬も冬で木々に雪がつもって白銀のトンネルとなって美しいんです!


そのはずだったのに。
それを期待して来たのに。

雪は一切積もっていませんでした(笑)

枯れ木が織りなすトンネルはどんな景色になるのやら・・・。



分かれ道の度に看板が出ているので迷わない!

この看板を指示通り右に歩いていって暫くすると・・・

ワンワンワン!!!!


車が通った時に、2匹の犬が暇を持て余していたのか、吠えながら車を追いかけ回します。

ちょっと大きめの犬で明らかに野犬だし、めっちゃ吠えてて狂暴そうで怖い…。

しかも私たちが行く方向を知っているかのように、ずっと先導しているんです。

野犬に警戒心を抱いている私たちは「なんで同じ方向に進むんだろう、怖いから他のとこ行ってほしいよね」だなんて話ていました。

私達が立ち止まると犬たちも止まる。
歩き始めると犬たちも歩きだす。

まるで私達のペースに合わせて道案内をしてくれているようでした。

観光客が行くところって、この辺じゃトンネルくらいだし犬も分かっていて遊んでるつもりなのかな?

トンネル近くに到着し、真っ直ぐ進めばトンネルなのですが右手の方に「愛」をモチーフにしたかのようなかわいいベンチが見えました。

すると犬たちも「どうせ、ここも見たいんだろ?」と言った感じでベンチの場所まで案内してくれる(笑)

側には看板やお土産屋さん。
閑散期だからかお土産屋さんは開いていません。

私達以外は観光客どころか人気もまったくなく、もはや貸し切り状態。

そして、2匹に誘導されながらいざトンネルへ!

おぉー、見事に枯れ木!

場所を選べば、ちゃんと奥の方がアーチになってトンネルのように見える写真を撮ることができますが、場所が悪いとただの禿げ気味の雑木林(笑)

一眼を持ってる方は望遠レンズで奥にピントを当てると良いとか書いてありました◎


犬たちはずっと先導を切ってガイドしてくれますが、私達が写真の為に立ち止まると、ちゃんと後方確認をして先で待っててくれます。

しかし、止まってる時間が長いと、引き返して迎えにきてくれます(笑)

1枚目より近づいてる(笑)

可愛い♡

ごめんね、迎えに来てもらって!
今行くからね!


上手に道案内できて誇らしげな表情^^


正直、この頃からトンネルよりもこの2匹のワンちゃん達とのお散歩を純粋に楽しんでいました(笑)

夏のトンネルは緑のトンネルが美しいけど、虫や蚊がえげつないって聞くし、この可愛い2匹に出会えたしトンネルを心行くまで独占できてるしこの日に行って良かったかもしれない!

人懐っこいし、本当に私達観光客が行きたいところ分かってるし、ペースを合わせてくれたりと優しいし・・・
この「愛のトンネルの使い」か何かなのか??(笑)

ゆきと2人で写真撮ってても、ガンガン映り込んできてあまりの可愛さに笑ってしまう。

このバックパッカー服で慣れないラブグラフも撮ってみました(笑)

なんか違う(笑)
映えない(笑)

2匹は私達の顔を舐めようとしてきたり、可愛い顔で見上げてきたりするから沢山撫でてあげたかったけど、お触りできないのが無念(´;ω;`)


トンネル入ってすぐのところは観光客が残していったのであろうリボンが沢山木に結びつけられていますが、奥の方に行くとなくなります。

ちなみにこのトンネルはクレーヴェンとオルツィヴを結ぶ鉄道の区間なので、タイミングが良ければ電車が通ります。来たら雑木林の中に逃げ込まないといけないですね(笑)

この区間の長さは約5キロほどあるので、端っこまで行ってしまうと往復で10キロになるので程々に。

この子たちはこのトンネルが遊び場なのかな?

これまで何往復くらいしたんだろう(笑)

緑も雪もない状態の愛のトンネルは正直、期待していた分カッガリ感は否めませんが、この子達のおかげでとっても楽しく過ごすことができました!

久しぶりの動物!
アニマルセラピー!!

今思い出しても、トンネルより2匹のワンちゃんを思い出します。

疲れちゃったのかな?笑


帰りのバスの時間を逆算して2時くらいにはトンネルをでました。

帰り道もしっかり案内^^

2匹を追うように来た道を戻っていると、来た時に2匹がひょっこり現れた場所で2匹はこっちを何度も振り返りながら帰っていきました。

ちょっと寂しくて泣きそうにすらなる私(笑)

その場所からトンネルの区域が2匹のテリトリーなんだろうな。

まなゆき
まなゆき

2匹とも本当にありがとう!
可愛くて頼もしくて最高に楽しかった!


帰りも歩いてバス停まで行こうとしていましたが、そのバス停まで行くローカルバスがたまたま通過!

観光客である私たちを見かけて「きっと乗りたいんだろう」と思ったのか、遠くにいる私達を待ってくれていたので思わずダッシュ!

タイミングよく乗れたのでラッキーでした♪



そして、キエフに戻ってきたのは夜8時半ごろ。

なんとか日帰りで愛のトンネルに行けました!!


晩御飯はもう疲れてるので、現地人に人気の食堂へ!

さっぱり読めませんが「プゼタ・ハタ」というそうです(笑)

安くて美味しいと有名なチェーン店なので探せばたくさん見かけます!


店内は御惣菜のショーケースのようにご飯がズラリと並んでいるので、好きな物を頼んでお皿に盛ってもらうスタイル。(様子をお見せしたいのですが、ショーケースは撮影禁止だったのでごめんなさい)

取り終えたらレジに行って、清算します。

コウバサ(ソーセージ)やボルシチ(スープ)、ワレニキ(餃子っぽいやつ)、チキンキエフ(カツレツ)、あと名前忘れましたがプゼタ・ハタで一番人気の炒め物!

あとはお腹を膨らますためにパンを取りました。
これで2人で1100円くらいだったと思うので、バックパッカーには少し高め。

旅行者には好きな物を好きなだけ食べても恐らく1000円くらいだし、本場のローカルの味を楽しめるので凄く良いと思います!

店内も可愛らしい♡

チキンキエフと炒め物は確かにめっちゃ美味しかったので、行ったら是非食べてください!


ヨーロッパで数少ないファストフードではない外食でした(笑)



明日はキエフの街ブラ観光をしてこようと思います!

読んでくれてジャークユ!