皆さん、 サラーム (トルクメニスタンの挨拶)!
プレハネのゆきです。
トルクメニスタンからアゼルバイジャンに行く方法は、トルクメンバシから出港しているフェリーです。
しかし、このフェリーは不定期便のため、いつか来るかは港職員ですら分かりません。
不確定要素が非常に多い国境越えになりますが、実際に体験してきました。
こちらの記事ではトルクメニスタン(トルクメンバシ)からアゼルバイジャン(バグー)へのフェリーでの国境越えの方法とフェリーの詳細についてご紹介します。
アゼルバイジャン行きのフェリーの詳細
電車の基本情報 | |
---|---|
出発場所 | トルクメンバシ港 |
到着港 | バクー港 |
出発時間 | 不定期 |
船の種類 | ファスト/スロー |
運航日 | 2日に1回※1/不定期※2 |
主要時間 | 12時間※1/24時間※2 |
料金 | 100米ドル※1/60米ドル※2 |
お風呂 | なし※1/あり※2 |
ご飯 | 2回※1/3回※2 |
Wi-Fi | なし |
売店 | あり |
アゼルバイジャン行きのフェリーは、ファスト(トルクメニスタン)フェリーとスロー(アゼルバイジャン)フェリーの2種類あります。
ファスト(トルクメニスタン)フェリーの詳細は※1、スロー(アゼルバイジャン)フェリーの詳細は※2になります。
国境越えに必要な物
・パスポート
・アゼルバイジャンのビザのコピー
・トルクメスタンマナト
・米ドル
・アゼルバイジャンマナト
港では、米ドルで支払いすることはできませんので、予め3日分ぐらいのトルクメニスタンマナトを用意していることをオススメします。
ATMや両替所はありますが、レートはあまり良くはありません。
バクーの港から市内に行くためには、バスかタクシーが必須になります。
バクー港にATMはありませんので、予めアゼルバイジャンマナトを用意しておくことをオススメします。
トルクメンバシからバクーへの行き方
私達はファスト(トルクメニスタン)フェリーに乗車しましたので、船内の詳細はファストフェリーのみになります。
1.トルクメンバシ駅から港に行く
トルクメンバシ駅から港まで行く方法は下記の2つです。
・タクシー
・バス
タクシーは、交渉次第で1台10マナトで港まで行くことができます。
バスは、2マナトで港まで行くことができます。
道路の規制上歩いていくことができませんので、必ず車を使う必要があります。
トルクメンバシ駅から港まで10分ほどで着きます。

2.チケットの購入
ターミナルに入ると、すぐにチケットカウンターがあります。

バクーに行きたい事を伝えて、パスポートとフェリー代を支払えば、チケットの購入することができます。
3.出国カードを記入
用紙の場所はチケットカウンターと椅子の中間地点にあります。

入国したときと同じ用紙に、同じ内容を記入します。

4.待機
チケットカウンターで確認した時間通りに、運行されない可能性もあります。
実際に私達は、予定日の1日遅れのフェリーに乗ることになり、待機時間は58時間にも及びました。
英語でフェリーの情報が欲しい場合
ターミナルのインフォメーションデスクで、英語が流暢なスタッフが24時間待機しています。
何か分からないことがあれば、インフォメーションデスクで確認しましょう。
トランジットビザの有効期限が切れる場合
トルクメニスタンの滞在がトランジットビザの5日間を超過すると、400米ドルの罰金を支払はなければなりません。
もしビザの有効期限が切れる場合は、インフォメーションデスクに相談しましょう。
先に出国手続きを済ませてくれます。
マナトが無くなった場合
ターミナルの隣の建物にホテルに併設されているレストランと大衆食堂の2つのご飯屋さんがあります。
大衆食堂のご飯屋さんであれば、1米ドル15マナトで両替することも可能です 。
※出来たときと出来ない時があります。
5.出国手続き
時間になりましたら、インフォメーションデスクに呼ばれて、パスポートチェックを行います。
そして、インフォメーションデスクの隣の扉の中に入り、荷物検査と出国手続きを行います。
6.待機
パスポートコントールが完了したら、待合室で待機させられます。
乗客と荷物の確認のために、3,4時間ほど掛かります。
7.フェリーに乗車
フェリーに乗車してから、出発するまでかなり時間が掛かります。
私達は、夕方の16時に乗車し、出発したのは翌日の朝10時ごろでした。
運が悪かったのかもしれませんが、18時間もフェリーで待機することになりました。
スロー(アゼルバイジャン)フェリーは、待機する場所が男女共用と女性で分かれています。
男女共用スペース

女性専用

スロー(アゼルバイジャン)フェリーの食事は非常に美味しかったです。
レストラン

夜ご飯

朝ご飯

ご飯や飲み物はお替りもできるので、満腹になるまで食べることができます。
夜はかなり冷え込みますが、ブランケットの貸し出しがありますので、問題はありません。
8.入国手続き
アゼルバイジャンの入国審査は非常に簡単でした。
アゼルバイジャンのビザのスタンプが押されていない方は、ビザの取得証明書のコピーが必要になります。
9.バクー市内へ向かう
バクーの港から市内まではバスが出ております。

バス代は5マナトで、ドルで支払う場合は、3ドルになります。
バスの到着場所はこちらになります。
まとめ
トルクメニスタン-アゼルバイジャンの国境越えは想像以上に厳しかったです。
いつ来るか分からない船を待つことやその間にお風呂に入れないことはかなりきつかったです。
ご旅行の参考になれば幸いです。
皆さんのご旅行が安心・安全で楽しいもになることを願っています。
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