皆さん、サロン(ウズベキスタンの挨拶)!
プレハネのゆきです。
中央アジアの北朝鮮と言われているトルクメスタンは、観光ビザを取得することは大変難しいです(トルクメニスタン人の紹介が必要)。
バックパッカーは基本的に5日間のみの滞在が許可されるトランジットビザで入国します。 以前はトランジットビザでさえ取得困難でしたが、今では誰でも取得することができるようになりました。
是非この機会に魅力溢れるトルクメニスタンに行ってみましょう。
こちらの記事では、ウズベキスタンのウルゲンチ(ヒヴァ)からトルクメニスタンのダルヴァサ(地獄の門)への行き方と国境でトルクメスタンのビザの取得方法をご紹介します。
国境越えに必要な物
トルクメスタンビザを大使館で取得済みの方
・レギストラーツィア (滞在証明書)
・トルクメスタンビザ取得済みのパスポート
・米ドル(入国税)
・次の国のビザ(若しくは航空券)のコピー
・トルクメスタン滞在中のホテルの名前と住所
・トルクメスタンで訪れる場所
・トルクメスタンでの移動方法
トルクメスタンビザを国境で取得される方
・トルクメスタンビザの発行許可証のコピー
・トルクメスタンビザの申請料金の領収書
・米ドル(ビザ代と入国税)
トルクメニスタンのイミグレでは米ドルでの支払いになりますので、予め用意しておきましょう(お釣りも米ドルで返ってきます)。
私達の滞在中に2019年10月よりウズベキスタンのATMで米ドルの引き出しが不可になったとの情報があり、実際に引き出せなかったので注意してください!(現地通貨を多めに引き出して米ドルに両替しておくか、近隣国だとキルギスで米ドルの引き出しが可能です)
※一時的なものなのか、今後ずっと引き出せなくなったのかは不明です。
イミグレでビザの取得をする方は、大使館で申請したときに銀行で支払った申請料金の領収書を持っていないと二重に請求されます。
地獄の門を観光する前に知っておくべき情報
独立記念日周辺の入国は避ける
トルクメニスタン独立記念日の10月27日の前後1週間は外国人の入国規制をします。
その時期に滞在していると追い出されるという情報もありますので、注意しておきましょう。
両替
ウズベキスタンの国境の商人はレートが悪いので、トルクメニスタンの国境出口のタクシーの運転手に両替をしてもらいましょう。
スムからマナトへの両替のレートは非常に悪く、10,000スム15マナトが限界でした。
米ドルであれば、1ドル17~18マナトで交渉することができます。
両替する金額
ダルヴァサは基本的にマナトは受け付けず、米ドル払いになります。
20~30ドル分ほどのマナトがあれば問題ないかと思います。
ダルヴァサの食料品は高額
ダルヴァサにお店はありませんので、滞在するホテルで購入することになります。
夕食や朝食、水などは非常に高いので予めタシャウスで購入しておきましょう。
ダルヴァサでの宿泊先はチャイハナではなくユルタ
多くの日本のブログではチャイハナを紹介されていますが、ユルタに泊まることをオススメします。
チャイハナから地獄の門までは歩いて2時間ほど掛かりますが、ユルタからなら2分で着きます。
地獄の門の観光を終えてチャイハナに戻ったのは深夜3時という人もいます。
朝のダルヴァサを見たい方には特にオススメします 。
ウルゲンチ(ヒヴァ)からダルヴァサ(地獄の門)までの費用と宿泊費
項目 | 金額(スム) | 金額(ドル) | 金額(円) |
ヒヴァ→ウルゲンチ | 30,000 | \350 | |
ウルゲンチ→国境 | 4,000 | \50 | |
国境間のバス代 | $1 | \108 | |
トルクメニスタンビザ※1 | $77 | \8,400 | |
トルクメニスタン国境→タシャウス | $1 | \108 | |
タシャウス→ダルヴァサ※2 | $25 | \2,700 | |
ダルヴァサ→ユルタ※2 | $10 | \1,080 | |
ユルタの宿泊費 | $8 | \870 | |
合計 | 34,000 | $122 | \13,700 |
※1 国境でビザを取得する方のみ
※2 タクシー1台の金額
ウルゲンチ(ヒヴァ)から地獄の門までの行き方
こちらの手順は国境でトルクメスタンビザの取得を踏まえていますが、大使館で取得済みの方とあまり変わりません。
1.朝9時30分までにヒヴァからウルゲンチのバザールに行く
ヒヴァから国境行きのバスは15時発のみとなりますので、ウルゲンチから10時発のバスに乗ることをオススメします。
ウルゲンチ行きのタクシーやバスは、ヒヴァのイチャンカラの北門近くから出ています。
国境行きのバスがこちらのバザールから出発します。
2.国境行きのバスに乗る
294番のバスが10時から国境に向かいます。
所要時間は2時間ほど掛かり、12時ぐらいに国境に着きます。
3.ウズベキスタンの出国手続き
出国する時に(滞在証明書)が必要になりますので、必ず保管しておいて下さい。
4.トルクメニスタンの入国手続き
トルクメニスタンのイミグレは13時から14時までがお昼休憩です。
スムーズに事が進めば、お昼休憩に引っかからずに入国することができます。
国境でのビザ取得と入国審査は、厳しいことや難しいことは特にありませんでした。
しかし、予め入念に準備しておくことをオススメします。
5.国境からタシャウスまで行く
イミグレの出口には、お客の取り合いになるほど沢山のタクシーが待っています。
観光客は基本的にダルヴァサに行きますので、タクシーはダルヴァサ行きのタクシーがいる場所に連れて行ってくれます。
タシャウスに行く必要のない方は、国境で直接ダルヴァサ行きの交渉をすることも可能です。
5.タシャウスからダルヴァサ(チャイハナ)
タクシーは交渉次第で1台25ドルでダルヴァサに行くことができます。
人数が多いほど安くなりますので、国境からグループで行動することをオススメします。
ダルヴァサと言うと、基本的に地獄の門から6キロほど離れた宿(通称チャイハナ)まで連れて行ってくれます。
6.ダルヴァサからユルタ(地獄の門)
チャイハナから地獄の門(ユルタ)までの道は舗装されていませんので、非常に悪路です。
もしユルタに泊まりたい方は、タクシー代を別途支払うことになります。
ユルタは地獄の門の500メートル手前に、40軒ほど建てられています。
地獄の門のユルタは、キルギスなどの他の中央アジアのユルタよりも非常に綺麗です。
コンセントもありますので、充電することもできます。
トイレも非常に清潔でした。
まとめ
トルクメニスタンのレートとダルヴァサの観光費用の相場を知っていないと、損をします。
予めしっかりと知識を付けて、トルクメニスタンの観光に臨みましょう。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。
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