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皆さん、 アッサラームアレイクム (パキスタンの挨拶)!
プレハネのゆきです。
ラホールのゲストハウスで知り合ったパキスタンに4回も訪れている大学生に有益な情報を頂いて、郊外にあるパキスタンで一番有名なバス会社のDAEWOOのバスターミナルを目指します。
Uberでバスターミナルに向かっていたのですが、まさかのガス欠になり立ち往生する羽目になりました。
困ったドライバーはUberでガソリンを買ってくると言って、ガソリンスタンドに向かいました。
UberがUberを使うという珍事態に遭遇するのは初めてでした(笑)
しかし、私達にはあまり時間がありませんでしたので、お金を置いて、すぐに別のタクシーを捕まえて、バスターミナルに向かいました。
バスターミナルに予定通りの時間に着き、一安心しました。
ラホールからモヘンジョダロまでは直接行くことができないため、モヘンジョダロから100キロほど離れたサッカルという町まで行く予定でした。
しかし、チケットカウンターでモヘンジョダロに行きたいと言うと、NIAZIバスならモヘンジョダロから10キロほどしか離れていないという町まで行くことができると教えてくれました。
DAEWOOバスターミナルは、フリーWi-Fiが無料で使えますので、すぐにNIAZIバスターミナルを調べて、向かいます。
しかし、NIAZIバスは今まで1番過酷なバス移動になりました。
車の追い越し時の大音量のクラクションや車内に流れる大音量のパキスタンの歌で夜中は碌に眠ることができません!
更に聞いていなかったバスの乗り換えやバスの故障で合計3回ほど乗り継ぎ、本来なら14時間の予定であったバス移動が17時間以上掛かりました。宿を出て、向かい始めてからは到着までトータル22時間かかりました。
バスの中で同乗者の方が「Welcome to Pakistan!」と言いながら、車内唯一の観光客である私達にティーを振舞ってくれました。
この街に来る観光客はモヘンジョダロ目当てしかいませんので、トゥクトゥクやタクシーが沢山声を掛けてきます。
早速交渉に入り、往復2000ルピーでモヘンジョダロに行くことになりました。
トゥクトゥクで1時間ほど掛かりましたが、ついに前回の世界一周から行きたかったモヘンジョダロに来ることができました。
モヘンジョダロの看板
入場料金を支払い、パスポート情報をノートに記入したのですが、1日に来る訪問者数は0~3人程。
中に入ってみても、観光客はおらず、率直に廃れた遊園地のようなところだなと思いました。
100メートルほど歩いた先に、モヘンジョダロの遺跡への入り口がありましたが、扉が閉まっていました。
係員に聞いてみると、今開けるから少し待っててとのことでした。
10分ほど待ってから、係員が扉を開けてくれました。
すると、モヘンジョダロにスタッフが声を掛けてきて、無料で案内をしてあげるよと言ってくれました。
モヘンジョダロのことを詳しくは調べてきていなかったので、お言葉に甘えて、案内をして頂くことになりました。
扉の向こうには、いつも写真で見ていた光景が広がっていました。
僕がモヘンジョダロに来たかった理由は、古代核兵器戦争があったと言われているからです。
普通では考えられないほどの放射能の数値が検出されています。
眉唾物の都市伝説かもしれませんが、その時代にあるはずのないオーバーテクノロジーによって滅んだかもしれない都市にロマンと魅力を感じました。
モヘンジョダロの一番上から眺める景色はとても最高でした。
今から4500年前に暮らしていた人たちの建物や痕跡を、この目で見ることができたことに、興奮を隠しきれませんでした。
スタッフの方に沢山教えて頂きました。
王様が住んでいた場所や人類最古のプール、キッチン、お風呂、トイレなどモヘンジョダロでの暮らしにかかせないこと。
モヘンジョダロ空港は、モヘンジョダロの地盤が弱くて沈下しかねないために、廃港になったこと。
モヘンジョダロにまつわることを沢山知ることができました。
モヘンジョダロは意外とそこまで大きくありませんので、2時間ほど観光することができました。
観光案内してくださったガイドさんと。
観光を終えて、待たせているトゥクトゥクに乗り込み、バスターミナルまで戻りました。
さて、私達にはあまり時間がありませんので、明日にはラホールに戻りたいので、ここで一泊するつもりもありません。
バスターミナルでバスの確認をすると、この町からラホール行きの直行バスは運行しておらず、サッカルを経由する必要があります。
まずサッカル行きのバンを捕まえて、サッカルのDAEWOOバスターミナルに行きました。
DAEWOOバスターミナルでラホール行きのバスを確認すると、今から6時間後の午前3時しかないそうです。
そんな時間までWi-Fiもないバスターミナルで待ちたくはないので、他に手段はないのかと聞いてみます。
すると、1時間後のバスでムルトンに行き、そこからラホール行きのバスに乗り換えると、朝の10時にラホールに着くことができるようです。
とても良い条件だったので、チケットを購入!
流石は国営のDAEWOOバスで行きのNIAZIバスよりも倍以上の値段が掛かりましたが、バスはとても綺麗でした。
車内食や枕、ひざ掛けまで用意されており。まるで飛行機の様でした。
私たちはとても疲れていたので、バスに乗車するなり、すぐに眠ることができました。
弾丸の0泊3日のラホールからモヘンジョダロまで観光でしたので、ホテルに泊まることもなく、シャワーに浴びることもなく、疲労困憊でした。
しかし、世界で一番行きたかった場所にこれたので、とても満足することができました。
最後までお読み頂きありがとうございました。