皆さん、アッサラームアライクム(パキスタンの挨拶)!
プレハネのまなみです!
インドで犬に噛まれた痛みと不安に耐えながら、パキスタンに向かいます!
ゆきがこの世界一周で一番楽しみにしていた国です。目的はモヘンジョダロ!
パキスタンはこれまでビザが面倒だったのですが、ちょうど2019年の5月から緩和されe-VISAが開始されました! ネパールにいる間にオンラインビザを申請しました。(インドで申請するには、VPN設定をしないと移民局のページにアクセスすらできませんので注意。メールも受信できませんでした)
印パは仲が悪いので、唯一開いているワガボーダーから国境越えします。
アムリトサルからアタリの街までバスで向かいます。
バスチケ
ドライバーにしか風があたらないホスピタリティー皆無の車内。しかも扇風機の蓋は取れているので、飛んで来たらこっちの首がはね飛びそうになる。
ドアは開けっぱなしのスタイル。
道中。
これももぅ珍しくはなくなりました、青空散髪。
バスを降りたら、ボーダー近くまでリキシャ―で向かうのですが、バスを降りた瞬間がら私達の奪い合いが始まります(笑)
俺が最初に見つけた客だ!
いーや、俺の客だ!
・・・( ^ω^)
交渉してある程度値段が下がったら、荷物を乗せやすそうなリキシャ―を選んで乗りました。
ボーダー近くに到着です。
(ここから写真は不可)
イミグレに辿り着く前にいくつか検問がありました。特に厳しくはない印象。
国境付近の銀行で両替をして、残ったルピーで贅沢にスプライトを買い飲み干します!
いざ、イミグレへ‼
荷物をスキャンし、出国審査を終え、今度は鞄の中を物理的にあさくって荷物検査をされました。(インドルピーは持って出国するのが禁止されているので、持ってたら上手く隠してください)
歩いていける距離のボーダーまでも、指定されたバス(無料)に乗って向かいます。
つい昨日、フラッグセレモニーの為にきた場所と同じです。
人がいないアルプススタンド??はがらーんとしていました。
遂にパキスタンへのボーダーを越えました‼
(ここだけ写真許可されました)
パキスタン側から見るインド。
歩き進めていき、今度はパキスタンの入国審査です。
アライバルビザで申請していたので、このボーダーで取得できると思い込んでいました。なので、メールなんかで事前にビザは受け取っていません。
が
担当のオフィサーはずっと首をかしげています。
私達のビザが降りていないのか、それともe-VISAが開始されてからあまり経っていないので、オフィサーが理解していないor慣れていないのか。
ちょっと待っておきなさい。そう言われて待っていると、中から偉そうな男性が出てきました。どうやらシステムエラーが起こっているとのこと。
「ビザが欲しいんだね? パキスタンに入りたいか??」
そう聞かれて、全力で首を縦に振る私達。
「僕がなんとかシステムエラーを解決してみせる!」
と言って間もなく、呆気なくビザを印刷して手渡してくれました。
その後もにこやかに話しをしてくれて、「君の笑顔は花のようだ」とベタなセリフで何度も褒めてくれました(笑) 最終的にはFacebookまで交換する始末w
イミグレがそんなにフレンドリーでいいのか、心配になります(笑)
そんなこんなで無事、パキスタン入国です‼
建物を出たら、デパートであるような子供用のブリキの列車みたいなのに乗りました。
その後はトゥクトゥクと徒歩でラホールの街まで。
暑い中、重いザックを背負って歩いたので、これが結構疲れた…。
疲れから、私は少しイライラしてしまっていた。噛まれた手も痛むし!(笑)
ラホールの街のATMでお金を引き出そうとしたその時、まーた災難です。
普通に使用するように、ATMにカードを入れて暗証番号を入れる。
…パシャッ! (シャットダウン)
ATMにカードが吸い込まれたまま出てこなくなりましたぁぁあああ‼
銀行の隣にあるATMだったので、銀行の扉をガンガン叩くもこの日は土曜日。警備員さんがいるだけで、ATMを開けることはできないとのこと。
近くの警察を呼び、事情を話し少し英語が話せる一般の市民も一緒に解決策を模索してくれるも、どうにもならない。 「いや、どうにかしてくれ」と強気で頼むも、警備員のおじさんは本気で困った顔をして謝ってくる。
本当に無理なんだな、ごめんねおじちゃん。
銀行が開く月曜日にまた来てほしいと言われるも、月曜日は別の街に移動してしまっているので戻ってくる予定の水曜日に取りにいくことにした。
ただの吸い込まれなら良いけど、カード情報がスキミングされてないといいな。。
スキミングされてカードが停止されると、楽天カードだったために頼りにしていた楽天保険も同時に使えなくなってしまう。。。
2人して肩を落としながら、引き続き重いザックを背負って宿まで歩く。イライラしてしまってあまり良い空気ではなかった上に、この災難。
2人ともしばらく喋らなかった。
あの場所でお金引き出しておこう。って言ったのは私。
ごめんねって謝って、少しだけいつもの2人に戻れた。
途中で冷たい飲み物を買って、体力回復を図り、再び宿まで歩き続ける。
宿までもぅ少しのところで雨が降ってきた。
この荷物で傘を刺す方がしんどいので、濡れながら宿に駆け込んだ。靴はもぅぐっしょり。
チェックインして、少し部屋で休憩。
ふと外の様子を見に行くと、もぅコレ!!
え?振り出してから1時間くらいしか経ってないんですけど⁉(笑)
どうやら今の時期は雨季らしく、毎日夕方はこんな調子らしい。。。
ホテルの目の前も完全に冠水してしまっているので冠水状態。しばらく外に出られないので、モヘンジョダロへの行き方を宿で調べる。
調べる…
調べまくる…
英語でも調べまくる…
どんなに調べるも全っ然情報がない‼
どうやって行くのかさっぱり。
バスがあるのか、電車があるのか、どこで降りるのが良いのか、いくらで行けるのか、なーんにも出てこない。古い情報は少しあるものの、情報が錯誤しすぎている。
英語で調べてもここまで情報が出てこない観光地って今まで類を見ない。私とゆき、二人とも一致で「今までで一番情報のない観光地No.1」となった。
どうやら地球の歩き方もパキスタン版は2017年を最後に出版されていないとかなんとか。
モヘンジョダロ近くにモヘンジョダロ空港があるのは知っているが、フライト情報も一切出てこない。
ホテルのレセプションに尋ねても、皆がモヘンジョダロを知っている様子はない。調べてもらうも、途中のハラッパというところまでの情報でその後の情報は途絶える。
しばらくして、ようやく歩けるくらいまで洪水が引いたので、聞き込み調査!
駅で駅員何人かに尋ねてみるも、帰ってくる答えが全然違う。。
市内のバスターミナルに行ってみても、そこまで行くバスはなさそう。
モヘンジョダロの発音が悪いのか、本当に伝わらなかったw
航空会社の事務所的なところに入って、何か知らないか聞いてみると調べてくれた。
一銭にもならない私達のために調べてくれて、更には冷えたフルーツを恵んでくれる;;
優しい。。。 そしてめっちゃ美味しかった(笑)
しばらくすると、なんと…バスがあるとのこと! ただ、時間的にこれからバスターミナルに行くのは厳しそう。
とりあえず、宿に戻ると青白い顔をした青年がいた。
青年「Where are you from?」
私「Japan! And you?」
青年「ジャパーン!(笑)」
日本人だった(笑) どうやら、体調が悪くちょうど病院から帰ってきたところらしい。体調不良にも関わらず、ありがたいことに少し話をしてくれた。
どうやら、大学生である彼はパキスタンが凄く好きで4回目のパキスタンらしい(ベテラン笑) モヘンジョダロにも行ったことがあるとのことで、とっても貴重かつ具体的な話をしていただけたので、バスの目途が立った!
タイミングよく、この青年と鉢合わせることができて本当にラッキーでした;;
とりあえず、翌日直接バスターミナルに向かってモヘンジョダロを目指すことにしました!
読んでくれてシュークリア(パキスタンのありがとう)!
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