ナマステ!
プレハネのまなみです!
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デリーはインドの首都ですが、やはりインド。
街は相変わらず汚いです。時折、道端にいる牛を避けながら、無数のハエを振り払い、鼻を覆いたくなる悪臭に耐え、道路に散乱しているゴミの上を歩きながらようやく、非常に分かりにくい今回の宿に到着しました。
歩くだけで、精神的に大切な何かを消耗しそうになるインド(笑)
この国はどの街も結局インドらしさは一定水準を保ってくる。悪い意味でw
何か祭りらしきものをやっていました。
宿には、沢山のパグの赤ちゃんがいました♡
可愛いのですが、あまり清潔に感じないので触るのは遠慮しました(笑) ごめんね、パグちゃん達。
アグラでエアコン無しの部屋に滞在して、非常に不快だったので今回はエアコン付きの宿! ゆっくり休んで体力の回復を図ろうと目論んでいました。
…が‼
インドの洗礼は突然にやってきました。
死ぬほどお腹が痛い。
前回も腸を握りつぶされるような痛みのせいで、タイで病院に行きましたが、それを超える痛み。
波のある激痛で、痛みが強いときは言葉が発せないし冷や汗も止まらない。
食欲がないながら何とか食べても、食べたものが秒で下から出てくる(すみません)。口から下までの間にある数々の臓器が、何のフィルターの役も成していないようだった。熱もあるし、関節も軋むように痛い。
今回もお得意の楽天保険デスクに電話をして、病院の手配をして行ってきました。
いつもなら、病院のレビューをするのですが今回は激痛のあまり、写真を撮影したりする余裕がなかったので割愛します。
あらゆる検査をしたものの、数日後に届いた結果は「異常なし」。
あれで異常なしか⁉⁉と思うほどでしたが、きっとこれはインドの洗礼。
旅人みんなが通る、インドの洗礼。
初めてインドに行って、お腹を壊さなかった人なんているのだろうか。みんなが通る道なら、私も旅人として、一つ経験を積みめたということになる。さほど嬉しくはない。
一番大きな私立の病院での結果がそれなら、もぅ安静にするしかないので、部屋でずっと休んでました。(インドは公立の病院なら無料で診察をしてもらえますが、医療技術や衛生面での懸念要素は多いです。注射針も使いまわしされてHIVに感染した事例もあります。できる限り、私立の病院で受診しましょう)
私がひたすら体調が悪く、その後も丸2日くらいは寝込んでいました。ゆきが一人で夕食を買いに出かけたときのことです。外出直前に
ゆき「何か食べたいものある?何なら食べれそう?」
まなみ「…バナナかおにぎり」
の会話を交わし、部屋でゆきの帰りを待ちました。
…1時間、2時間、2時間半たっても一向にゆきは帰ってきません。
私達は現地でSIMカードを調達しない派なので、連絡も取れない。
「これだけ時間がかかるのはおかしい、何かあったのかもしれない。」そう思って、探しに行こうにも、時間は夜だし連絡手段もないし下手に動かない方が良い。
不安と心配で胸がザワザワしていたその時、ようやくゆきが笑顔で帰ってきた。
まなみ「どこ行ってたの⁉ 遅かったよ!何かあったの⁉」
ゆき「何もないよ、大丈夫だよ^^ はい、これ!」
ゆきの手に握られていたのは、これ。
とっても美味しそうなおにぎり。。。
どうやら、これを買いに離れた日本食レストランまで歩いて買いに行ってくれていたらしい。
ゆき「体調がキツイ時はやっぱり日本食が良いよ。このレストランしか日本米でのおにぎりを売っていなくて…遅くなって心配かけてごめんね」
このインドの地で、「おにぎりが食べたい」だなんて無茶を言ってしまった私のために、わざわざ日本米を取り扱っているジャパレスを調べて、買いに行ってくれていた。
それに英語が得意ではないので、上手く注文が通じず、かっぱ巻きとおにぎりでお弁当箱2つになってた…。それでも頑張って買ってきてくれたのが、すごくすごく嬉しくて、溜まってた緊張と不安も一気に吹き飛び、わんわん泣いた。。
ちゃんと艶々な新鮮バナナも買ってきてくれていたし、「早く元気になってね」って、チョコ好きの私の為にKitKatを買ってきてくれた。KitKatなんて旅中の私たちからしたら贅沢品。
ゆきは本当に優しい・・・
インドでこんなに美味しい日本米のおにぎりが食べれるなんて思ってなかった。具材はちゃんと私の好物の梅。おにぎりが凄く高くついてしまったせいか、ゆきが自分用に買ってきた晩御飯はすごく質素だった。。。
ごめんね、でも本当にありがとう。
ひとつひとつの思いやりが本当にうれしかった。
ゆきが色んなところで献身的に支えてくれたので、何とか体調も回復し始めた。
後に行く予定のトルクメニスタンのビザを申請しに、デリーにあるトルクメニスタン大使館に足を運びました。
バスでも行けたけど、まだ体調が万全じゃなく長距離あるくのはしんどかったのでUBERで(笑) 距離が長くなると、トゥクトゥクより断然Uberが安いです。
ドライバーと一緒に迷子になりつつ、大使館に到着。
英語がなかなか通じなかったので、エントランスから内線で繋いでもらって、トランジットビザを申請しにきた旨を説明。
トルクメニスタンはトルクメに親戚がいたり、トルクメ国内からの誘致がない限り、観光ビザは降りません。その為、基本的に旅人が取得するのは5日限定のトランジットビザ。(日本国内では申請不可) 特殊な例なので、それなにり情報収集をしてから大使館に来たつもりでした。
が
どうやら、インドのトルクメ大使館では他の第三カ国と勝手が違うのだそう。大使館で申請書をもらって、記入してお金払って申請して・…って思っていたのですが、インドで申請するなら事前にオンラインでアプライして、最後に出てくるQRコードをプリントアウトしてこいとかなんとか。
…(‘ω’)
はい、インドでの申請は諦めました。
大人しく、他の方がされているようにキルギスがウズベキスタンで申請した方がよさそうです。
結局、大使館に入ることもなく門前払いになった私達(笑)
ホント、これといってデリーで何もできていない(笑)
体調をくずして、ビザの申請を空振っただけで終わりました。
とりあえずデリーでの食事を張ります。
凄く美味しかったのだけど、ベジタリアンレストラン(知らずに入った)ので、肉がなくて物足りない(笑)
別の日には、メインバザールを見下ろしながら炒飯食べました(ゆきはネパールで絶品だったゼントゥックを再び注文)
特になにかを観光・生産できた訳でもないデリーでの滞在ですが、無駄に文字数多くなってしまいました。 ゆきの優しさがうれしかったので、文章膨らましてすみません(笑)
彼氏が優しいって良いですね(惚気)
過去の私は自他共に認めるダメンズウォーカーだったので、彼氏が優しいのに未だ慣れていません←
腹痛のおかげで?幸せを噛み締めたデリーの滞在でした。
読んでくれてダンニャワード!